Gardens for Aliens

嫌われ者のフィロソフィ

Similarities and Differences of the Frogs on Trees

f:id:sauerklee:20140628120425j:plain

ニホンアマガエルHyla japonica Günther, 1859 ), 国内移入, 茨城県南部産

 写真をじっと見てて思ったんですが・・・うちの床汚ねえな!

 いやそれはともかく、こちらもアオダイショウと同じく、なじみ深い種類ですが、八丈島に移入しています。が、やはり資料があまり見つからない・・・

 割と有名な話だと思いますが、結構強い毒を持っているので、本種を触った手で目をこすったりしない方がいいでしょう。その割にはヒバカリ等にあっさり食べられたりしますが、捕食者に対してどれほど効果があるんでしょうか。

 

f:id:sauerklee:20140628121039j:plain

シュレーゲルアオガエル ( Rhacophorus schlegelii Günther, 1858 ), 在来, 岐阜県東部産

 ハイカラな名前に対して、在来種にして日本固有種。しかし、同属のモリアオガエルR. arboreus ) に比べて知名度も待遇も悪い、不憫なお方。確かに本種は人目に付きにくく、たまに見つかってもアマガエルと間違われていそうですが、田んぼの近くに住んでいる人ならば、初夏にころころ、きりきりと鳴く声を聴いたことがあると思います。

 上で紹介したアマガエルとよく似ていますが、科レベルで異なり、鼻から眼の後ろに続く黒条が無いこと、虹彩が明るい金色であること、やや鼻先が尖ること等で区別できます。黄色い斑紋がある個体もいるらしいです。

 飼育してみた感想としては、アマガエルは警戒心が薄いらしく、わりと簡単に餌付かせることができました。現在うちで飼育中の個体はすべて、ピンセットから餌を捕るようになっています。個体によっては、捕まえて来た直後に餌を食べたこともありました。この警戒心の薄さは毒の強さと関係しているんでしょうか・・・?

 それに対し、シュレはなかなか人に慣れず、うちの個体はまだ生きた蛾しか食べません・・・以前、シュレをおたまから上陸させて飼育してみたこともあるんですが、やはり同様に餌で苦労し、死なせてしまった経験があります。もちろん、性格は個体差もあるので、人によっては正反対の経験をしているかもしれません。が、自分はすっかり「アオガエル類の飼育は難しい」というイメージができてしまいました。

 チャバネとモリチャバネの場合もそうでしたが、見た目がそっくりでも飼育してみるとまったく違う印象を抱くこともあります。野生生物を採ってきて飼育したり栽培したりするのは否定的な意見もあると思いますが、私は飼育・栽培して初めて分かることもあると思っています。

 

参考文献

高田榮一・大谷勉, 2011, 原色爬虫類・両生類検索図鑑, 北隆館

American Museum of Natural History, Amphibian Species of the World 6.0, an Online Reference, http://research.amnh.org/vz/herpetology/amphibia/index.php/ , 参照 2014 - 7 - 7.

(独)国立環境研究所, " ニホンアマガエル ", 侵入生物データベース , http://www.nies.go.jp/biodiversity/invasive/DB/detail/40320.html , 参照 2014 - 7 - 7.