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Gardens for Aliens

嫌われ者のフィロソフィ

蛇の目

Asteraceae

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Coreopsis sp. 2014. 9. 岐阜県東部

 形態的にはハルシャギクC. tinctoria ) と一致する点が多いですが、株の状態がかなり悪かったので、断定はしないでおきます。

 

 特定外来生物同定マニュアルに載っている、Britton, N. L. and H. A. Brown ( 1970 ) の検索表によれば(元の文献は読んでません・・・)、花柱の先端が尖っていないか丸いこと、総苞外片が総苞内片より著しく短いことで、かなり種が絞れるようです(同マニュアルの、杉本 ( 1978 ) の検索表は、多分内片と外片が逆)。下の写真で、上側の矢印が総苞内片、下側が総苞外片を指しています。

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 ちなみに、' オオキンケイギク ' の総苞片が、下の写真。上の種に比べ、外側の総苞片が長いのが分かります。

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 あいにく痩果が確認できなかったんですが、この特徴からも、C. tinctoria である可能性が高いと思います。ただ、C. tinctoria は、高さ60~120 cm になるらしいですが、この株は草丈が50 cm もありませんでした。ただ単に生育環境が合っていなかったのかもしれませんが、近くの園芸店で売られていた「なんとかコレオプシス」が、これにそっくりだったので、C. tinctoria の品種か交雑種かもしれません。

 

参考文献

清水矩宏・森田弘彦・廣田伸七, 2011, 日本帰化植物写真図鑑 第6刷, pp.345, 全国農村教育協会.

環境省, " 特定外来生物同定マニュアル(植物)詳細PDF版 " 外来生物法,  http://www.env.go.jp/nature/intro/4document/manual/shokubutsu2.pdf , 参照 2014-10-3.