Gardens for Aliens

嫌われ者のフィロソフィ

寒い

ので、現実逃避に春っぽい写真。撮影は11月ですが。

f:id:sauerklee:20141119142102j:plain

ホトケノザLamium amplexicaule L. ), 史前帰化

2014. 11. 岐阜県南部.

 耕作地周辺のみに生育することから、史前帰化植物と考えられています( 前川 1943 ) 。植物に詳しい人には今更なことだと思いますが、春の七草に歌われる「ほとけのざ」は本種ではなく、キク科のコオニタビラコLepsanastrum apogonoides ) だそうです。

 別に春の七草と間違えたわけではないのですが、私はこっちのホトケノザオオイヌノフグリを味噌汁に入れて食べたことがあります。味は味噌に誤魔化されていたので何とも言えませんが・・・どちらも茎が硬くて、なるほど食用にされないわけだと納得した思い出があります・・・

 ところで、専ら春に開花する植物が、写真のように秋に開花するのはよく見られますが、これって何故(生理的、遺伝子的な意味で)なんでしょうね。それについては全然文献探してませんでしたが、シロイヌナズナ辺りではもう調べられているのかな?

 

参考文献

岩瀬 徹, 2007, 形とくらしの雑草図鑑, p.89, 全国農村教育協会

林 弥栄監修, 門田裕一 改訂版監修, 2013, 増補改訂新版 野に咲く花, p.455, 山と渓谷社.

前川文夫, 1943, 史前帰化植物について, 植物分類地理 13: 274 - 279.