Gardens for Aliens

嫌われ者のフィロソフィ

Viola sororia 花の構造

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アメリカスミレサイシン ( Viola sororia ), 外来

産地:岐阜県東部

 昨年採取してきた株が、今年も開花しました。去年、採取後にいろいろ撮影して放置していたので、この機会に写真を出してみます。

 

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 在来のスミレ類と比べると、大きな印象があります。在来のスミレサイシンのように地下茎が太くなることが、和名の由来らしいです。

 

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花の断面(前から)

 花柱は外側から見えないことが多いですが、このように花弁を切除すると、カマキリの頭型をしていることが分かります。

 

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花の断面(横から)

 雌しべの周りを雄しべが包むように配置しており、下側の雄しべには距が付いています。「花の中に入った昆虫がこの距を押すと雄しべが下がって花粉が付く」のかと思って、距を押してみたんですが、思ったように動きませんでした・・・あれ?

 

おまけ

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 在来のスミレサイシン類の一種。花を見れば、混同することはないと思います。写真のは、多分ナガバノスミレサイシン ( V. bisseti ) だと思うんですが・・・最近、自分の同定に絶賛自信喪失中なので、断定できません。

 

参考文献

いがりまさし, 2012, 増補改訂 日本のスミレ 第2版第4刷, 山と渓谷社.

山田隆彦, 2010, スミレハンドブック, 文一総合出版.