読者です 読者をやめる 読者になる 読者になる

Gardens for Aliens

嫌われ者のフィロソフィ

「雑草」の一生をまじめに観察してみんとす

Brassicaceae

f:id:sauerklee:20150705181050j:plain

Cardamine spp. (下列の左右端は Arabidopsis thaliana 

 あちこちからCardamine spp. の種子を集めていて保存していたんですが(保存期間の長いもので2か月くらいかな?)、先日、それらを同時に蒔いてみました。すると、播種後1週間で、さっそく2系統が発芽しました。左がホームセンターの植木ポットに生えていた株から採種したもの(このためにわざわざその植木を買った。便宜上C-1と名付けます)、右が今年4月に愛知県西部で採取した株から採ったもの(C-2)です。Cardamine 属は写真の他にも複数種の種子を蒔いたんですが、この2系統だけが最初に、しかもほぼ同時に発芽しました。ちなみに、撮影した時は他の種子は発芽していませんでしたが、この記事を書いている段階では ' タネツケバナ(東アジア系統)' と、Cardamine sp. ( cf. fallax ? ) の発芽を確認しています。

 

f:id:sauerklee:20150712221349j:plain

 C-1の親株(ホームセンター産)(7/15追記:すいません、親そのものではないです。親株と一緒に生えていた、同種と思われる株でした。)。茎を1本だけ直立させ、全体的にシンプルな印象です。側小葉が少なく、それらに比べて頂小葉が大きいです。頂小葉には、深い切れ込みが入ることがあります。同様の特徴を持った株は、近所のホームセンターや花壇等でよく見つかります。

 

f:id:sauerklee:20150405135633j:plain

 C-2の親株 ( Cardamine sp. ) 撮影地:愛知県西部 ( 2015. 4. )

f:id:sauerklee:20150712221057j:plain

 上と同株の押し葉標本。根元付近から多数の茎を伸ばすため、ごちゃっとしてよく分かりませんね・・・ ' 日本産コタネツケバナ ' かと思ったんですが、種子に翼が確認できなかったので、保留。

 

 それぞれの系統について、互いに近い環境条件で生長させた場合でも同様の形態的違いが見られるか、確認してみたいと思います。